トゥンジージューシー

じゅーしぃー

沖縄の方言で【トゥンジー】は冬至、【ジューシー】は炊込みご飯の事で、

トゥンジージューシーは「冬至の炊き込みご飯」という意味になります。

家庭によって多少違いますが、豚肉、人参、干し椎茸、ひじき、

田芋などを使った炊き込みご飯です♪

沖縄では、冬至に家族みんなで、このトゥンジージューシーを食べ、

家族の健康と子孫繁栄を願う習慣があるんです☆ミ

沖縄の家庭を守るもの。と聞いて忘れてはいけないのが「火の神」(ヒヌカン)。

トゥンジージューシーも、ヒヌカンと仏前(トートーメ)に必ずお供えし、

家族みんなで拝んでから頂きます。

寒さが本格的になるこの時季に、動物性蛋白質(豚肉)、カロテン(人参)、

ミネラル(ひじき)、そして、カリウムなどを含む田芋、

干し椎茸などで作る『トゥンジージューシー』は、

栄養バランスも良く、滋養食としても理にかなった食べ物なんですね♪

 

ヒヌカンとは、沖縄方言で、台所にまつられている火の神様のことです。
毎月旧暦の一日・十五日には線香やお水を捧げ、健康祈願や願い事をする家も多いです。
現在ではガスコンロの上に棚を作り、香炉を置いてヒヌカンとしています。
人々とヒヌカンの繋がりは深く、沖縄に仏壇が登場する前から、
家庭の守り神としてヒヌカンは存在していました。その由縁からか、
沖縄の新年の挨拶もヒヌカンからはじまります。
ご先祖様のお参りに行きたいけれど、どうしても行けないときは、
ヒヌカンを通して拝む「通しウグヮン(拝み)」を行ったり、
他の神様を拝む時にも、まずヒヌカンを拝んでから。
という風に、沖縄の人々に一番親しまれている神様なんですね。☆彡 *.:*:.。.: (人 *)

 

 

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